ほそだ宮の森事務所通信8月号 超高齢社会に関するニュース,終活,生前対策を解説  (お盆特集号)

いつもお世話になっております。

行政書士ほそだ宮の森事務所 一般社団法人いきいきライフ協会札幌宮の森代表の細田健一です。

超高齢社会に関するニュース,終活,生前対策について,法律面ばかりでなく身近な話題を取り上げてやさしく解説いたします。

お仕事や家事の合間にお読みください。ご家族,お友達,ご自身のために,「失敗しない終活!」や「失敗しない相続!」を考えていきましょう。

また,お仕事のお役に立つことができたら望外の喜びです。

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いかがお過しでしょうか! 先日,札幌では気温が34.4度と今シーズン一番の暑さになりました。同じ日の帯広市では35.2度!💦いよいよ酷暑の夏!

札幌では7月28日(金)「豊平川の花火大会」が3年振りに開催され,多くの浴衣姿の老若男女が繰り出していました。知り合いのグループは,大通ビアガーデンで一杯やってから,花火大会に向かって行きました。それって「夏の宵 満喫コース」ですよね!

みなさまのお住まいの地域では,お祭り,花火大会が復活していますでしょうか。

ほそだ宮の森事務所通信2023年8月号をお届けいたします。

=8月号目次 お盆特集号=

 ◇特 集

1.気になる話題 虫の目,鳥の目,魚の目 お盆休みは親の相続を話し合う絶好機!

  2.認知症や体力低下が深刻になる前にやっておきたいこと

  3.実家の相続の共有はトラブルの原因

 ◇新サービスのご紹介 ~見守り駆け付けサービス~

 ◇知り合い紹介コーナー

◇あとがき

<(^^)/ 特典のお知らせ>

終活,相続の決定版資料(A4カラー,28ページ)を先着20名様に無料でお送りします。

お電話,e-mail,又はホームページの問い合わせからお申込み下さい。郵便番号,住所,お名前を必ずお申し出下さい。

行政書士ほそだ宮の森事務所

 📞 090-9529-1272

e-mail  hosoken_2022@dj8.so-net.ne.jp

【 お盆特集1 】《気になる話題 虫の目,鳥の目,魚の目》

お盆休みは親の相続を話し合う絶好機!

私たちは日々、さまざまな視点で世界を見つめています。

この記事では、虫の目、鳥の目、魚の目という3つの視点を大切に最近の超高齢社会にかかわりの深いニュースや話題について解説します。

「鳥の目,虫の目,魚の目」とはどのような視点を比喩しているのでしょうか。「虫の目」は、複眼です。つまり「近づいて」さまざまな角度から物事を見るということです。 「鳥の目」とは、高い位置から「俯轍的に全体を見回して」見るということです。「魚の目」とは、潮の流れや干潮満潮という「流れ」を見失うなという意味です。

今年のお盆は数年振りにご実家に帰省できて,親に会い,ご親戚に会い,お墓参りをされる方も多いと思います。介護関係の方々にお聞きすると,介護や相続に関する問い合わせが急増するのが,「お盆明け」だそうです。そこで,親とじっくりお話しする機会もあると思いますので,お盆の機会に相続のこと,家のことを話してみませんか?というお話しです。

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1.お盆とは?

「お盆」とは「盂蘭盆会(うらぼんえ)」という,ご先祖様の供養をする仏教行事のことです。

亡くなった方の魂が現世に戻ってくる期間(8月13~16(日))のことで,この間にご先祖様の魂をご自宅などにお迎えし,一緒に過ごし,再びあの世に送り出すというものです。

日本で「お盆」がわれわれの生活に広まったのは,江戸時代と言われています。それまでは,貴族や武士,僧侶などの上流階級の行事でした。江戸時代になると庶民の間にも広まります。その理由は,「ロウソクの普及」にあるといわれます。

お盆の風習は地方や宗派によって大きく異なりますが,一般的には13日に「迎え火」を焚いてお迎えし,16日の「送り火」であの世にお送りします。その期間に,お墓参りをしたりお供えをしたりします。

迎え火,送り火に代えて仏壇のそばに提灯や行燈を置く場合もあります。大きな「大」の字が特徴的な「京都五山の送り火」は全国的に有名ですね。

また,「盆踊り」もご先祖様をおもてなしする意味があります。そこに,豊作祈願などが加わり,さらに娯楽性も加わって,現代の盆踊りに発展しました。日本三大盆踊りは,「徳島の阿波踊り」「秋田の西馬音内盆踊り」「岐阜の郡上八幡盆踊り」だそうです。

2.お盆に相続や終活の話しを切り出しましょう!

親が高齢になると,40代~60代,70代の多くの子ども世代(わたしもそうです。)は,生前の相続対策や認知症対策は非常に重要だという認識を持ちます。

最近はいろいろと情報も出回っています。その気になると,簡単に情報を手に入れることができます。

ところが,親の方はというと,予想以上に相続対策を考えていないのが現実のようです。ある調査では,相続の相談の9割は子ども世代から入る,という結果もあります。

実際の対策に親子で動いている方はまだまだ少ないのが現状なのです。なぜ,対策が進まないのか。理由の多くは,「相続の話しを切り出すタイミングがないよ!」「親から切り出すのを待っている!」ということではないでしょうか。

「お母さんが亡くなったらさあ…」などとは,なかなか言えません。「お前は,私に早く死んでほしいのかい!」と言われたらどうしようと思います。それが自然な感情ですよね。

そんな中で,帰省し,ご家族,ご先祖様と過ごすお盆休みは日常とは少し違い,家族として一体感を感じることができるのではないかと思います。

ご先祖様から子ども,孫まで揃うようなお盆の場面というのは,普段はなかなか切り出せないような話しでも自然と切り出しやすいタイミングでもあるのです。

「相続」に限らず,「介護」「自宅不動産の管理」などを含めた「終活」全般について話し合う絶好機です。

3.何を話し合えばいいのか?

何も一気に具体的な「遺産分割方法」とか「税金対策」の話しを進める必要はありません。むしろ,焦ってやってはいけません。いずれどこかで歪が現れますし,話し合いをまとめる負担も大きくなります。

大切なのは,ご家族全員で一段ずつイメージを共有しながら最小限の負担で検討を進めていくことです。後から不満が噴出すると「相続」から「争族」というトラブルに発展しますので,十分注意しましょう。

基本的には,次のステップを踏んでいくのが分かりやすいです。

①財産の把握→②思いの把握→(専門家に相談)→③具体的な対策

一つずつみていきましょう。

①財産の把握

まずは何といっても,財産の状況をできるだけ細かく把握することです。

不動産はどこにどれだけあるのか?誰も知らない不動産があったという事例も数多くあります。預貯金の口座はどれだけあるのか?口座を整理し,不要な口座は解約しておくだけでも相続人の負担が減ります。

場合によっては相続税対策が必要な場合もあります。課題が浮き彫りになるのです。

②思いの把握

本人やご家族の思いを把握します。

例えば実家は誰に次いでほしいのか?別な人で継ぎたいと思っている家族はいないのか?

相続で問題化する一つの理由として,家族間で思い違いをしていたというのがあります。

実家は長男が継ぐのが当然だとか,介護をした分遺産を多くもらえるのは当然だとか。

これらの思いを事前に共有しておくことで,大問題化することを防ぐことに繋がります。

③具体的な対策

最後の段階で具体的な対策を行います。

遺言書を書く,生前贈与をするとかの対策は,淡々と粛々と行っていくだけです。

4.焦らず少しずつ親の気持ち,家族の気持ちを大切に!

親からの切り出しや,何かのきっかけを待つだけではなく,お盆の機会にまずは財産のことだけ,実家のことだけでも話題に出してみる。

そうすることで少しずつ動き出します。少しずつ話を進めていく間に,家族内で相続の話しをすることがタブーでなくなります。

5.専門家への相談時期?

専門家への相談時期は,「財産把握」や「思い把握」のタイミングがベターです。

「具体的な対策」の段階で相談した場合,財産や推定相続人の把握に漏れがないのか再調査をすることになるからです。不完全な具体策になってしまっていた場合,再検討を迫られます。

早い段階で専門家に相談することによって,検討内容が明らかになり,皆さまの負担,ご本人の負担,いずれも軽くなると思います。

「これから相続の話しをしたいのですが,どんなことを確認すればよいですか?」のようなことで構いませんので,是非ともこの段階でご相談ください。

「お盆の機会に,相続のこと,話してみようかな」「話をしたら,こんなことになって…」等々,お話をお聞かせください。サポートさせていただきます。

【 お盆特集2 】

<親の認知症や体力低下が深刻になる前にやっておきたいこと!>

親の体調の変化に気付くのも,お盆の時期に多いそうです。介護保険の問い合わせが急増すると言われます。

たまにしか会えない場合は勿論のこと,定期的に会える場合でも兆候をチェックしておきたいですね。一番,わかり易い兆候を掴むポイントは,親が毎日触れる「冷蔵庫」だそうですよ。実家の冷蔵庫に同じものが大量にあったり,腐ったものが残っていたら要注意!

親の認知症や体力低下が深刻になる前に,親子で済ませておくことにはどんなものがあるのか,特に重要な事項をみていきましょう。

①預貯金口座関係の整理

はじめに手を付けたいのが預貯金口座の関係です。認知症や突然の入院などで,必要になる当面の資金を確保することにもつながります。

定期預金は家族でも解約など契約変更はできないので,家族が引き出しやすい普通預金などに移しておきます。次に代理人カード(家族カード)を作っておきます。この手続きは,本人が窓口で申込書を記入します。各金融機関で取り扱いが異なりますので注意しましょう。ゆうちょ銀行では,本人の通帳,印鑑,マイナンバーで作成できました。

印鑑や通帳などの保管場所(印鑑を忘れている場合もあります。)も共有し,相続人が手続し易いようにしておきましょう。

②不動産の情報,財産目録の作成

所有する不動産の住所,登記簿上・権利証の地番や名義人などの情報を共有しておきます。そして,さきほどの預貯金と合わせて,不動産,証券,生命保険から住宅ローンの負債にいたるまで財産をまとめておきます。特に負債を忘れずに記載してもらいましょう。

③死亡保険金の受取人の変更

夫が契約者の場合,一般的に妻が受取人のことが多いですが,妻が病気や親が受取人などの場合は他の家族に代えておきましょう。これは,相続税も考慮する必要があります。

④エンディングノートを書いてもらう

終末期の延命治療や死後の葬儀の意向などだけでなく,資産や,親戚・友人の連絡先,書類の保管場所などすべての情報を書いてもらいましょう。

⑤その他

・家族信託

認知症によって資産が凍結されたら,預貯金の解約・引き出し,自宅を含む所有する不動産の売却・処分ができなくなって,デッドロックになります。家族と信託契約を結び,受託者に代行してもらいましょう。

・公正証書遺言

公証役場で公証人が内容を確認し,正確な遺言を作成してもらえます。足腰が不自由な方には,病院や施設に出張してくれるは助かりますね。遺言の原本は公証役場で保管してくれます。

【 お盆特集3 】<実家の相続,共有はトラブルの原因!>

「実家の相続をどうするの?」「今更引っ越してくるのは無理!」。実家の相続は,兄弟がいる場合には,特に大きな課題になってきます!空家のまま放置しないように責任ある相続をしましょう。

国税庁によると,2021年に相続税の申告があった財産のうち「土地・家屋」が38.3%を占め,「現金・預貯金」34%,「有価証券」16.4%と続きます。家屋などの不動産は現預金と違って分けるのが難しいため,ひとまず共有で引き継ぐ例が少なくありません。

しかし,これはトラブルになりやすいとするのが,専門家の間では主流です。

二次相続などで持分の現金化を巡って対立する可能性があります。また,家の売却,賃貸,建て替えの際も共有者の合意を得る必要があり手間や時間がかかります。意見が割れれば,例えば兄弟姉妹間の関係悪化にもつながります。

これを避けるためには,相続財産を把握して,実家の不動産が相続財産に占める割合が大きい場合は,早めに相続方法を関係者で決めておきましょう。揉めそうなら「遺言書」で決めておくという手段もあります。

また,以前の相続等の結果で,すでに共有になっている場合は早めに解消しておきましょう。

共有を解消する方法としては,持分に応じて物理的に分ける「現物分割」,共有物を取得する人が他の共有者に代償金を渡す「代償分割」,売却して代金を分ける「換価分割」の3つがあります。

いずれにしても,最初の手間と時間を惜しまず,共有を避けることが肝心ですよ!!

〈新サービスの紹介>~「見守り駆け付けサービス」の開始~

このたび,ほそだ事務所では新サービスを開始いたしました。

「見守り駆け付けサービス」といいます。

対象は,一人暮らしのミドル,シニアの方。 サービスエリアは,札幌市内および近郊。

主なサービス内容は,万が一に備えて,定期的に生活状況や健康状態の確認を面談で行うものです。また,ご依頼者様が傷病を負ったとの連絡を受けた場合,速やかに駆け付け,病院の受診,入院等の手配を対応します。同時に指定された親族の方などに連絡します。<