ほそだ宮の森事務所通信「終活と相続をトータルサポート」 身元保証にも対応しています!2026年8月号

🍁ごあいさつ
いつもお世話になっております。
終活と相続のトータルサポートに加え、認知症対策や単身高齢者の終身サポート事業にも対応している、行政書士ほそだ宮の森事務所&一般社団法人いきいきライフ協会札幌宮の森 代表の細田健一です。
八月に入り、札幌も本格的な夏を迎えました。お盆で帰省されるご予定の方も多いのではないでしょうか。当事務所通信では、終活と相続にまつわる「今知っておきたい」最新情報を、法令解説や身近な話題を交えながらわかりやすくレポートします。お仕事や家事の合間にぜひお読みください。
おひとり身、おひとり暮らしの方、ご夫婦だけの世帯、親子が離れてお暮らしの方にも、「前向き終活!」「失敗しない相続!」を考えるきっかけにしていただければ幸いです。
また、高齢者福祉、障害者福祉、医療、介護、葬祭業、高齢者施設、不動産関係など各分野の専門家の皆様の業務のお役に立てる情報もお届けしています。
<今号の目次>
1 【終活の窓】お盆特集コラム ~親の認知症や体力低下が深刻になる前にやっておきたいこと!~
2 【注目トピックス】長寿化が映す新たな課題 ~老老介護37%・独居高齢者933万人~
3 【活動報告】令和8年前半、8つの終活セミナーを開催しました
<あとがき>
1 【終活の窓】お盆特集コラム ~親の認知症や体力低下が深刻になる前にやっておきたいこと!~
☆親の体調の変化に気付くのは、お盆の時期に多いそうです。介護保険の問い合わせが急増すると言われます。
たまにしか会えない場合はもちろん、定期的に会える場合でも、変化の兆候を意識して見ておきたいものです。わかりやすいチェックポイントの一つが、親御さんが毎日使う「冷蔵庫」です。実家の冷蔵庫に同じものが大量にあったり、腐ったものが残っていたりしたら要注意です。
親の認知症や体力低下が深刻になる前に、親子で済ませておくことにはどんなものがあるのか、特に重要な事項をみていきましょう。
①預貯金口座関係の整理 認知症や突然の入院などに備え、家族が引き出しやすい普通預金に移す、代理人カード(家族カード)を作るなど、当面の資金を確保しておきましょう。印鑑や通帳の保管場所も共有を。取り扱いは金融機関ごとに異なるので事前確認が安心です。
②不動産、特に実家の相続をどうする? 不動産の所在地・登記簿上の情報や名義人を、預貯金・証券・生命保険から住宅ローンなどの負債まで含めて家族で共有しておきましょう。実家の相続は兄弟がいる場合に特に課題になりがちです。空家のまま放置せず、揉めそうなら「遺言書」で決めておく方法もあります。
③死亡保険金の受取人の変更 夫が契約者の場合、一般的には妻が受取人になっていることが多いですが、妻が病気で手続きが難しい場合や、すでに亡くなっている親が受取人のままになっている場合などは、他の家族への変更を検討しておきましょう。相続税への影響も考慮が必要です。
④エンディングノートを書いてもらう 終末期の延命治療や死後の葬儀の意向だけでなく、資産、親戚・友人の連絡先、書類の保管場所など、すべての情報を書いてもらいましょう。
⑤その他(家族信託・親の介護の方法) 認知症で資産が凍結されると、預貯金の解約や不動産の売却ができなくなります。家族信託で受託者に代行してもらう方法も。介護の役割分担は、早い時期に兄弟姉妹で話し合っておくのが望ましいです。
<細田からのアドバイス> この時期は、お盆で帰省された際に親御さんの様子や実家の状況を確認する良い機会です。一気に対策を進める必要はありません。まずは財産の状況や親御さんの考えを聞くことから、逆に親世代は自分の考えを伝えることから始めてみませんか。専門家への相談は、「財産把握」や「思いの把握」の段階が一番効果的です。どんな確認をすればよいか分からない、という段階でもお気軽にご相談ください。
2 【注目トピックス】長寿化が映す新たな課題 ~老老介護37%・独居高齢者933万人~
☆2026年7月15日、厚生労働省が2025年国民生活基礎調査の結果を公表しました。在宅で介護をする世帯のうち、介護を受ける人・世話をする人がともに75歳以上という「老老介護」の割合が37.1%と過去最高を更新しました。
「老老介護」がここまで増えている 65歳以上同士の老老介護は61.9%(前回から1.6ポイント減)でした。一方で、75歳以上同士の割合は、2001年調査時の18.7%から約2倍に増加しています。介護を受ける人が重症化したり、介護する人自身にも認知症や体力低下が生じたりすることで、負担の深刻化が問題になっています。背景には、人口の多い団塊の世代が75歳以上になったことがあります。
ひとり暮らしの高齢者、過去最多の933万人 65歳以上の人で構成する高齢者世帯は1,754万6千世帯で、世帯総数の31.9%と過去最多を更新。このうちひとり暮らしは933万5千人(女性582万4千人、男性351万1千人)にのぼります。厚労省は「平均寿命の伸びで配偶者が亡くなり単身になる高齢者が増えた」と分析しています。
平均寿命はさらに延びている 同じ厚労省が7月24日に発表した2025年簡易生命表では、女性の平均寿命は87.33歳で41年連続世界一位、男性は81.35歳(世界7位)でした。長生きできる時代だからこそ、「誰が」「どうやって」支えるかという現実的な備えが欠かせません。
<細田からのアドバイス> 老老介護もひとり暮らしも、もう「一部の人の問題」ではなく、多くのご家庭に起こりうる現実です。「まだ元気だから大丈夫」と思っているうちに備えが後回しにならないよう、ご家族がいらっしゃる方は、財産管理や介護の役割分担を家族で話し合っておきましょう。おひとり身やご家族と疎遠の方は、身元保証の依頼先を検討しておくことが、将来の安心につながります。お盆に帰省された際は、ぜひ今号の【終活の窓】もあわせてご覧ください。
3【活動報告】令和8年前半、8つの終活セミナーを開催しました
☆令和8年も2月から7月にかけて、すこやか倶楽部や老人クラブ、街の本屋の終活倶楽部などで、計8回の終活セミナーに登壇しました。一部をご報告いたします。
4/13すこやか倶楽部 西野中央会館(介護予防センター西町様主催)16名
4/14 街の本屋の終活倶楽部(ダイヤ書房様主催)23名と過去最多を更新
5/13 円山会館(老人クラブコスモス会様主催)26名
5/25 すこやか倶楽部手稲記念館(介護予防センター西町様主催)18名
6/22 すこやか倶楽部二十四軒地域会議室(介護予防センター山の手・琴似様主催)10名
7/17 すこやか倶楽部宮の沢中央会館(介護予防センター西町様主催)11名
多くの皆さまにご参加いただきました。参加者の皆さまからは、「終活ガイドブックを欲しいと思っていたので配布してくださって嬉しいです」「後見制度の法改正の話しがよかったです」「早速、定期預金の解約を家族に相談します」など、たくさんのご感想をいただきました。
医療機関からの講演依頼も増えており、7月30日には訪問診療を中心として医療・介護・薬局等の異業種交流会を行うグループにて、単身高齢者の終活をテーマにお話しさせていただきました。55名がお集まりくださいました。
引き続き、すこやか倶楽部や老人クラブ、高齢者支援センター、医療・介護関係の団体様の講座・セミナーの講師依頼を承っております。終活や相続の勉強会をご希望の団体様は、お気軽にお問合せください。

<写真はダイヤ書房終活倶楽部でのセミナーの様子。明るく開放感ある会場で、素敵です。>
<あとがき>
暑い日が続いていますが、皆さま体調を崩されていませんか。北海道は本州ほどの猛暑にはなりませんが、それでも近年は30℃を超える日が珍しくなくなりました。
お盆で帰省される方、逆に札幌にご家族をお迎えになる方も多い時期かと思います。
ふだんなかなか切り出せない終活や相続の話も、家族が顔をそろえるこの機会だからこそ、自然に切り出しやすいものです。
今号の【終活の窓】もぜひ話のきっかけにしていただければ幸いです。
次回も、皆さまが安心して未来を迎えるためのヒントをお届けいたします。
\(^o^)/
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