ほそだ宮の森事務所通信2023年末年始特別合併号

 「終活」「生前対策」「相続」に関する最新情報を解説します!

いつもお世話になっております。

行政書士ほそだ宮の森事務所(一般社団法人いきいきライフ協会札幌宮の森) 代表の細田健一です。

「終活」「生前対策」「相続」に関する最新の情報,ニュースについて,法律面ばかりでなく身近な話題を取り上げて解説いたします。

お仕事や家事の合間にお読みください。親御様,ご自身,ご家族,お友達のために「失敗しない終活!」や「失敗しない相続!」を考えていきましょう。

また,皆さまのそれぞれの業務のお役に立つことができましたら,望外の喜びです。

いかがお過しでしょうか(^▽^)/! 

やって来ましたね!冬将軍!! 

「今年は,暖かいかな」と思っていたら,あっという間に,真冬になりました。つい先日までは,雪が降らず,各地のスキー場も開業できない状況でしたが,やっとシーズンの幕開けがきましたね

12/14(木)に,南1条で自分主催の夜間セミナーがあり,車で移動していたのですが,路面が凍結して鏡のようにツルツルでした。危険を感じましたね! 遠回りして大通を通って帰宅しました。

冬道は,何度経験してもシーズン初めは慣れません。

皆さんも,冬道運転には安全運転で「スピードダウンとゆとりの車間距離」で事故に遭わないように注意してください!

今年最後の「ほそだ宮の森事務所通信2023年年末年始特別合併号」をお届けいたします。

=2023年末年始特別合併号 目次=

◇気になる話題 虫の目,鳥の目,魚の目 ~「身元保証事業」における消費者保護の問題を解説!

◇<介護を考える>親にもパートナーにも!介護は突然やってくる~頼りになる地域包括支援センター

◇<健康生活のヒント>  ~ウォーキングや体操は衰え防止に効果あり~

◇12/20 厚別西で無料セミナー開催!

◇あとがき   

<(^^)/ 新特典のお知らせ>

  北海道行政書士会が新たに発行した「人生の木を描く 終活ガイドブック」「別冊 あなたの大事な人と一緒に作るエンディングノート」(どちらも非売品。ガイドブック(A4カラー,37ページ),エンディングノート(A4カラー,27ページ)セットで先着5名様に無料でお送りします。

  親御様,ご自身・ご家族の終活,相続について,イラストを使って分かりやすく解説しています。他にはない総合的な資料になっています。おかげさまでたいへん好評です。数に限りがございますのでお早めにお申し込みください。

お電話,e-mail,又はホームページの問い合わせからお申込み下さい。郵便番号,住所,お名前を必ずお申し出下さい

行政書士ほそだ宮の森事務所

 📞 090-9529-1272

e-mail  hosoken_2022@dj8.so-net.ne.jp

<気になる話題 虫の目,鳥の目,魚の目>

「身元保証事業」における消費者保護の問題を解説!

私たちは日々、さまざまな視点で世界を見つめています。

この記事では、虫の目、鳥の目、魚の目という3つの視点を大切に最近の「終活」「生前対策」「相続」に関わりの深いニュースや話題について解説します。

「鳥の目,虫の目,魚の目」とはどのような視点を比喩しているのでしょうか。「虫の目」は、複眼です。つまり「近づいて」さまざまな角度から物事を見るということです。 「鳥の目」とは、高い位置から「俯轍的に全体を見回して」見るということです。「魚の目」とは、潮の流れや干潮満潮という「流れ」を見失うなという意味です。 

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去る8月7日に総務省から,「身元保証等高齢者サポート事業における消費者保護の推進に関する調査の結果」が公表されました。この調査は行政機関による事業者への実施調査を含めた全国調査として初めて行われたものです。さらに,注目すべきは,この事業を直接規律・監督する法令・制度等もなく,いわゆる「監督官庁」がないことから,事業者の公的リストがないために,インターネット検索等で412事業者をリストアップし,協力を得られた204事業者を調査したとのことです。

具体的な調査結果をみると,契約に際して「重要事項説明書」を作成しているのは21.2%。また,契約時に親族やケアマネージャー,弁護士といった第三者の立会いを必要としている事業者は68.2%でした。

サービスの提供に要する費用をあらかじめ事業者に預けておく「預託金」については,預託金ありとする事業者が770.%でした。預託金は管理がずさんであると実際にサービスを受ける時点で必要な金銭が残っていないリスクがあり,ほかの利用者との「分別管理」が適切に行われているかどうかも問題になります。この調査でも,トラブルの発生原因になりかねない事例として,「事業所内の金庫で現金管理」をしていたり,「法人の代表者の個人名義の口座で管理」している例がありました。事業者の運転資金に流用されたあげく法人自体が経営破綻した例(公益財団法人日本ライフ協会の経営破綻問題)もありますので,厳格な管理が求められるところです。

次に寄附・遺贈についての調査では,「依頼して受け取る」3.9%,「申し出があれば受け取る」66.2%で合わせて7割となりました。多くの問題の火種がみえてきます。

トラブルとなった例では,利用者の死後に親族が当該契約の無効を主張したケースや,利用者が事業者と財産管理に関する契約を締結した際に,事業者から言われるがまま,利用者の死亡後,全財産を事業者に遺贈するという内容の遺言書を作成させられたというケース,介護施設等に入所するにあたって事業者と契約を締結した高齢者について,施設が全財産を当該施設に寄附するよう求める手紙が届いたなどとの事例が報告されています。

わが国において高齢化と少子化が平行することで家族の形が変わってきました。介護に代表されるように家庭内や親族内で完結していたものが外部化されています。個人保証に過度に依存することなく,金融商品や保証サービスを活用し,その人らしい生活を送っていただくための人的サービスを融合させた姿が求められているのではないでしょうか。

ほそだ事務所としても連携する方々,団体と一緒になって理想的な高齢者サポートが実現できるよう,実践していきたいとおもいます。

 ご検討の際には,初回相談無料の当事務所にお気軽にお電話ください。

<介護を考える>

親にもパートナーにも!介護は突然やってくる! ~頼りになる地域包括支援センター

高齢の親はもちろんのこと,自分自身やパートナーも要介護になる可能性は低くはありません!

そんなときに慌てないよう,お住まいの「地域包括支援センター」を調べておきましょう!

介護への備えのポイントは,次の三つです。

①要介護認定を受ける人は「75歳以上で約3割」,「85歳以上で6割弱に増加」。認知症になる人は「80~84歳で2割」「85~89歳で4割超。

②介護保険の第二号保険者となる,40歳を迎えるのを一つのきっかけに,認知症や介護保険制度について学んだり,情報収集したりするのがよい。

③「介護の相談は地域包括支援センター」。制度や手続きは複雑。困った時には遠慮せず訪ねましょう!

<健康生活のヒント>

~ウォーキングや体操は衰え防止に効果あり

慶応大学医学部では2014年に「百寿総合研究センター」を設立して,100歳以上の「百寿者」の長寿の秘訣に迫ってきました。

同研究所では,「健康増進につながる普段の者の考え方や行動がある。規則正しい生活を続ける誠実性,気分を明るく保ち他者との交流でストレスを減らす外向性,新しいことに興味を持って認知機能の維持に役立つ開放性が長寿につながったのではないか」と解釈しているそうですよ(^^)/

<研究と成果のポイント>

 Ⅰ 東京百寿者研究

   東京の100歳以上が対象

  • 日常生活の自立は約2割。糖尿病が少ない。
  • 性格はきちょうめん,社交的で好奇心旺盛。 

 Ⅱ 全国百寿者研究

  全国の105歳以上

  • 脳で委縮と動脈硬化が少ない
  • 血液検査で,心臓と腎臓の機能,栄養状態が良好
  • 身体活動の低下を示すフレイル(虚弱)の程度が低い
  • 細胞内の染色体末端にあるデロメアの長さが保たれている

 Ⅲ 東京85歳高齢者研究

  東京の85歳以上

  • 散歩や体操など身体活動が多い人,かむ力が強い人ほど長寿の傾向

<12/20厚別西で無料セミナー開催!>

12月20日に,やわらぎ斎場厚別西内の「いのちのきらめきらいぶらりー」において認知症対策の無料セミナー本年2回目を開催します。どうぞお気軽に,ご参加ください!

〈あとがき〉

2023年(令和5)も残りあと僅かとなりましたね。落語の名作「芝浜」が思い返される季節です。

月並みですが,今年はどんな一年だったでしょうか? 

わたしも振り返ってみました。年末恒例の「漢字一字で表すと?」に引っ掛けると「動」かな。

春に会社員を65歳前に卒業して「動」,事務所を立ち上げて「動」,顔を知っていただこうと営業に回って「動」。

ドー,ドー,ドー(do do0 do!) (笑) 朝のウォーキングを含めよく動きました。

その成果もあって,ようやく最近,少しずつご依頼をいただく機会が増えてきました。

そんな今年2023年は「卯年」でした。一説では,「これまでの努力が実を結び,勢いよく成長し飛躍するような年になる」と言われていましたが,どうですかね(笑) 

さて,来年2024年(令和6)の干支は「辰年」。辰年は十二支のなかで最も縁起の良い干支と言われています。様々な願いを叶えてくれるだけでなく,あらゆる物事を良い方向へ導いてくれる力があるとされています。

ほそだ事務所は,経済産業省の補助金「小規模事業者持続化補助金」に申請していましたがこの度,狭き門でしたが,無事に採択されました。辰年は,補助金を活用した「終活の広告事業」に取り組みます。

結局,2024年(令和6)も「動」になりそうです\(^o^)/

親御様,ご自身,ご家族,ご利用者様,患者様の

終活,遺言,家族信託,認知症対策,

おひとり様の終活,身元保証に関するお困りごとは

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