✅50歳からでもできる「初めの一歩を踏み出すだけで50%は終わった!」✅逆境に強い人になる!🌈プライドと折り合いを付けてますか?

・今回は、2023.1.11「ダイヤモンドオンライン」の医学博士川崎康彦さんの記事を題材に、50代でも逆境やピンチを乗り越えていく人の思考方法について一緒に考えてみます。

1.逆境とは受動的な感情、ポジティブに変えてみよう!


・逆境とは簡単にいえば、「脳内の当たり前」と「現実」とのギャップのこと、だと川崎さんは述べます。

・ギャップが生じた時、人や状況によって、さまざまな反応が起きます。脳の中で緊急のアラームが鳴り響くかもしれません。

・脳の想定と現実とのギャップがあまりに大きくて自分のキャパを超えると、固まってしまいます。日常的な言い方では、頭が真っ白になる、呆然となる、という状態です。

・脳が認識したギャップに対して、意味不明、理解不能として否定、無視または拒絶して片づけてしまうことも、よく起きます。

・これに対処するには、「恐怖」という感情を、宝探しのツールとして使うことだと川崎さんは述べています。

・新しい状況への恐怖は、逆境に出会ったサインです。そのサインを、行動のブレーキとして「しない選択」をする代わりに、成長につながるギフトとして、思い切って「やってみる決断」に変えるのはどうか、という提案です。「スリル」と呼ぶとイメージが湧きやすいかもしれません。

・恐怖はネガティブな感情ですが、それがスリル(報酬系)に変換されたとたん、一種の快感となりポジティブな挑戦となります。受動的だったものが、能動的な行動に変わることで、僕たちにやる気と勇気をもたらしてくれます。それは、楽しさにつながっていくのだ、と説きます。

・「これを知る者は、これを好む者に如かず、これを好む者は、これを楽しむ者に如かず」という論語の教えを一言で表したものが、「知好楽」。これを仕事に例えると、その仕事を知っているだけの人は、仕事を好きな人にはかなわない。さらにその仕事を好きなだけの人は、仕事を楽しんでいる人にはかなわない、ということになります。

・論語とも通じていることがわかりますね。

・また、完璧主義にとらわれると、物事をなかなかスタートできなくなります。

・失敗したらどうしようという不安だけでなく、準備不足からの恐れが大きくなるからです。いくら準備してもこれで十分だとは思えず、もっと調べておかないと、もっと多くの人に賛成してもらわないと、もっと自信ができてから……と、いつになっても始めることができないのです。先送りの出来上がりです。

・そもそも、初めて挑戦することに自信が持てる人などいません。こんな言葉もあります。

・「初めの一歩を踏み出しただけで、すでにあなたがやろうとしていることの五〇パーセントは終わったも同然だ!」と。

・完璧に準備してからという考えにとらわれず、多少不完全なままでも、チャンスが来たらとにかくやってみる。その勇気をもつことが大切です。タイミングが巡ってきたということはあなたにとってのチャンス到来ということなのです。

・失敗しないようにあれこれ考えているよりも、とにかくその場に飛び込んでスタートしてみる方が効率的なのです。(1)結果よりプロセスに意識をおく、(2)用意周到より当たって砕けろ、(3)常識、義務より楽しむことを優先してみましょう。

・会社員時代のやり方を一度クリアして、受動的なマインドセットから能動的なものに変えてみるのです。次にその、思考方法を考えていきます。

2.50代は自分を見失うことなく折り合いをつけて生きる


・たとえば、50代になると役職定年制度によって、ある年齢になると能力や業績にかかわらず、部長や課長といった役職を解かれてしまいます。

・その地位を剝奪されるというのは、すごく寂しい気がするはずです。

・会社内における役職に過ぎないのに、自分の努力によって「獲得した到達点だ!」というように考えてしまうと、崩れた途端に、自分自身も崩れる気がしてしまうのです。わたしもそういう気持ちになりました。そして、長く引き摺りました。

・大切なのは、たとえ市場の評価が低かったからといって、自分のプライドが傷つく必要はないということです。「あなた」という人間の価値を評価しているわけではないのです。

・「役職定年」も「再雇用」も「会社が生き延びるためのシステム・仕組みなんだ」「高齢化が進んだ今の社会を維持するためのシステムの問題なのだ」。このように、「あなた」個人の問題から話して考えるという方法がお勧めです。

・逆境とは、恐怖や不安の正体が、現実の状況と変わっているのに、自分の気持ちを変えることができないでいることで生じる気持ちのギャップといいましたね。これで、理解できたと思います。

・50歳を過ぎると、自分を見失うことなく、プライドと折り合いをつけて生きることが、何より重要になってきます。

・50歳になったのだから、人をうらやましいと思う気持ちを捨てればどんなに楽か。自分の卑小なる人間性が嫌になるときがありますね。

・死んでしまえば、すべてが清算されるという思いを想像しやすくなるのも50代です。「ゲームオーバー」のときがやがて我が身にもやって来る、という思いに至ると、社会的な成功や失敗にどれほどの意味があるのかと思えても来ます。

・年を取るにつれて、年々僻みっぽくなる人がいます。どんどん人を褒めることができなくなっていくのです。人を過小評価して文句ばかり言うようになるのか。どんなことも素直に「すごい!」と褒められるようになるのか。わたしは、褒める側に行った方が居心地よく生きられそうだと思っています。

・入社同期レースは終わり、若さに対して勝負しようなんて思わない。

・「勝負から降りた」という感覚は、確実に気持ちを楽にしてくれます。向上心は残しつつ、無駄な競争心から解き放たれたときに、心から楽に、逆境さえチャンスに見えてきます。

・不本意なことに対処する方法として、わたしは「その問題が自分でコントロールできるものなのか」という観点で、切り分けていくようにしています。

・心理学者のアルフレッド・アドラーは、解決しなければならない問題があったとして、それが自分の課題であるのか、それとも他人の課題であるのかを分けて考える思考法をアドラー心理学のなかで提唱しました。

・「課題の分離」といいます。

・一見ドライですが、人生の課題は本人が解決するべきです。

・これを少し変換すると、「他人の成功、失敗はその人の問題であって、わたしの成功、失敗とは関係ない」ということも言えるわけです。

・人の成功を妬まなくていいのです。あの人は「あの人」なんですから。

・最後までお読みいただきありがとうございました。