✅50代で年収3割減も!✅「役職定年」の残酷な現実!🌈でも落ち込むことはない!ここからは自分の人生と決意!惑わされずに人生後半戦を過ごす戦略を練りましょう!🌈

・定年をターニングポイントにして50代60代は、これまでの人生で経験したことのない「お金」、「働き方」、「生き方」、「家族関係」、「人間関係」など様々な課題や難題が起きてきます。

・これらをリアルタイムで経験し、周囲にインタビューし、研究してきた同世代の筆者が、対処方法や打開策のアドバイスを発信しています。

・最近、有名ビジネス誌の2誌が相次いで特集を組んでいる中高年サラリーマンの悲哀について取り上げ、一緒に考えていきます。今回は、そのうちの1誌、ダイヤモンド・オンラインを取り上げます。

・定年世代の幸せづくりのヒントになれば嬉しいです。

1. 中高年サラリーマンには、厳しい「役職定年制度」や「ジョブ型」の導入状況

・有名ビジネス誌のひとつ「ダイヤモンド」がオンライン版の「ダイヤモンド・オンライン」の特集において、役職定年の給与減額を追った。

・その特集が、「中高年の給料減額!主要企業のデータ初公開!大企業の5割導入 役職定年の悲哀」というタイトルで、8/1日から12日までの全17回にわたり、連載されました。

・記事では、以下のようにあります。

「『53歳で年収が3割減』など、一定年齢になるとシニアの年収が激減する『役職定年制度』。この制度は1000人以上の大企業の5割、3001人以上の会社では75%で導入されている。ところが、これまで役職定年の詳細が世に出ることは、ほとんどなかった。そこで、ダイヤモンド編集部が主要企業の役職定年の実態、実額を徹底調査。」

・IT業界では、NTT、ソフトバンクが採用していて最大30%下がるケースもあります。一方、NEC、富士通では役職定年制は廃止となっているようです。

・多くの企業の実例が掲載されており、例えば、損害保険業界では、東京海上日動火災保険は、一定の年齢でポストオフが存在していてある年齢になると年収が激減します。

・電機業界は、「脱・年功序列」の人事制度改革が進んでおり、その結果、役職定年制自体が不要になり、廃止した企業が多いようです。その代わりに、日立製作所では、年齢ではなく、実力によって社員の処遇を決める制度を導入した結果、ベテラン社員にとって役職定年制より厳しい評価制度となっています。出世の仕組みと年収が激変していると述べています。

・ビール業界のアサヒビールとキリンビールでは、「57歳」を機に年収は激減し、約半数が退職する例もあるとのことです。

・最近は、ジョブ型雇用を採用する企業もあり、役職定年制はなくとも、中高年社員は人件費をコントロールし易いジョブ型に移行し、大きく給料が減額するケースもあります。

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2.「残酷!」「悲しい!」というだけでいいのか?惑わされずに人生後半戦を過ごす戦略を練りましょう!

・わたしも、役職定年制度ではありませんが、55歳のときに業績不振で、経営職の給与が2割カット。

・戻らないままに、57歳のときに、65歳定年延長導入に伴い、経営職の賃金カーブの見直しが入り給与の2割カットを受けました。いわゆるシニア社員制度です。仕事内容は何も変わりません。

・このときのわたしの心境は、会社員として「会社の経営のためだ。仕方ない!みんな一緒だ!」という思いと、「この先、いつまで続くのか」という不満・不安がない交ぜになったものでした。

・その影響で、同時に退職金は60歳定年時ではなく、57歳で受け取る方法に変わりました。

・退職金を手にしたとき、「これで会社とはオサラバしよう!」と強く思ったものでした。

・現在の中高年サラリーマンは、バブル入社世代といわれ、業績が上昇し企業が大量に採用数を増やした80年代のバブル時代の入社組です。

・中高年を大量に抱える企業は、人件費の圧縮に苦心しています。いうなれば、生産性の低い中高年は会社・組織のお荷物と言っても過言ではありません。

・これに企業人が抵抗するのは困難です。

・中高年は、収入が減る中で、人生の後半戦をどのように生きていくのか、じっくり考えるチャンスです。収入と会社任せの人生から脱出する戦略を考える必要があるのではないでしょうか。

・いずれは、今の会社を定年退職し、自分の脚で立っていかなければなりません。会社を恨み続けて、貴重な時間を失うよりも、今から、未来に向けて、自分を見つめ直しましょう。

・先を考えれば、収入の崖は役職定年を含めて3度あります。この現実を受け止めて、ライフスタイルの再構築を始めましょう。

・具体的には、不安な要素を一つひとつ、明らかにして、現実と向き合うことです。そして、会社の外に目を向けることです。

・もっとも、はじめに手を付けたいのは、経済的な問題、つまり「お金」です。老後の「お金」を明らかにしていきましょう。

・家計をダウンサイジングして、生活の無駄を無くす。家族総がかりで行います。

・具体的には、以下を参考にしてください。

・最後までお読みいただきありがとうございました。