✅会社を退職した途端にボケ始める人がいます!✅「人とあって話をする」「旅をする」「メモを書く」が有効!🌈意欲の低下は老化のはじまりかも?

・今回は、2023.2.28プレジデントオンラインに掲載された精神科医の和田秀樹さん記事「70代以降はメモ魔になりなさい…和田秀樹が『ボケる前に絶対身に付けておきたい』と勧める黄金ルーティン 『書く』アウトプット自体がよい脳トレになる」から、現在の50代60代が、70代を元気な「脳」と「ハート」で迎えるための準備について、一緒に考えていきます。

1.ボケ防止には「人とあって話をする」「旅をする」「メモを書く」

・精神科医の和田秀樹さんは、年を重ねて物忘れが増えたと感じたら「、物忘れが始まってもすべての機能がダウンするわけではない。書くというアウトプット自体が良い脳トレになる」と言います。

・そして、手軽にできて、効果的なものが「人とあって話をする」「旅をする」「メモを書く」ことだそうです。

・脳というのは複雑で深遠な場所なのです。誰もが同じ計算ドリルなどの「脳トレ」で効果が上がるなんてことはないと理解してほしいといいます。

・計算ドリルを続けてやることができて、そのスピードや得点は上がってもほかのテストの点はまったく上がらないという研究結果が多数出ています。

・では何が有効なのか?

・和田さんは、認知機能の低下を防ぐことに有効なのは、「人との交流」「自分のことをアウトプットしていくこと」が大切だと述べます。

・周囲の人たちに感想を漏らす。そんなお喋りが楽しめるように工夫してほしいと思います。一緒にお茶を飲み、お喋りする、季節の行事をする、そして笑い合うということがいちばん認知症の発症や進行を遅らせるということを知ってください。

・「この年でどこへ行っても仕方ない」「若いときに十分旅行したから、何も見なくてもいいわ」とひきこもっている方がいます。このコロナ禍の自粛生活で、ますます出不精になった方も多いでしょう。

・旅は遠くに行くことだけではありません。日常からちょっと切り離された場所に行くことも旅です。

新しいカフェに入ってみる、電車で桜のきれいな公園へ出かけてみる、祭りや市場に出かけて、パンや野菜を買うだけでも贅沢な気分になれます。旅はまわりにいくらでも転がっています。

・年をとると、世の中を知った気になってしまうことがあります。自分がそう思うようになったら、脳が凝り固まっていっていると気がついてください。

・世界は日々違います。季節は一日一日変わっていきます。あなたの住む地域にも知らない場所、未知な空間、歩いたことがない裏道があります。

・高齢者や障害を持つ人は家に引っ込んでいろという風潮に抗うためにも、みんなで外に出ていきましょう、と和田さんはいいます。

介護保険制度は福祉を充実させたように見えますが、施設に集めるか、家に訪問することになり、なんだか閉じ込められているようです。歩けるうちは、杖でも押し車でも、ちょっとした旅に出られる町にすることが福祉の充実には必要なはずです。だから、私は、「徘徊しても安全な町をつくってくれ」と言いたいのです。
 By 和田秀樹

・この意見には、大賛成です。

・60代以降になると物忘れをするようになります。そうなったら、工夫が必要です。それが「メモ魔」作戦です。いいアイデアが出てもすぐにメモしないと、「あれ、何かいいこと思いついたのにな」と忘れてしまうことがあります。

・「自分を過信せず、思いついたこと、予定、人の名前、あらゆることはメモをする。付箋に書いて貼っておく。日記もいいかもしれません」と、和田さんは推奨します。

・日記には会った人、日々の雑事、種を蒔いたこと等を書いておけば、あとで「去年は今頃こんなことしたんだ」と思い出せます。

・これも習慣です。60代からメモを取り日記をつけるのがいいかもしれません。書くというのもアウトプットです。アウトプットそれ自体がよい脳トレとなるというメリットもあります。

2. 定年後の「喪失感」の乗り切り方

・会社を退職した途端にボケだす人がよくいます。

・60代後半から70代にかけての期間は、親や配偶者の介護や親しい人との死別、働き慣れた職場を離れるなど、さまざまな困難に直面します。

・若いときであれば、比較的たやすく乗り切れたのが、心身の機能が衰えてきた70代にとっては、かなりの負担になることもあります。

・そして、老化で一番怖いことは「意欲の低下」であり、人はやる気が無くなったら「終わった人」になります。

・定年退職直後の乗り切り方が重要です。

・これまで勤めてきた会社の定年を迎えるということは、人生の大きな節目です。特に男性にとっては、人生=仕事のような生き方をしていた人も多く、ここから新しい人生をどうつくっていくか戸惑う人も当然います。

・勤めていた期間が長ければ長いほど、ある種の喪失感を覚えて、ふさぎ込んでしまう人もいます。

・問題なのは、会社を定年退職したことで、自分の人生や自分自身を失ってしまったかのように感じている場合です。

・そのような人は、「会社に勤めていたときの自分が本当の自分だった」と、考えていることが往々にしてあります。そういった考え方は錯覚に過ぎません。

・以前の肩書に辞めてからもいつまでも執着している人は、こういった錯覚をしがちです。しかし、肩書きや属性はうわべの部分であって、あなたという人間の本質には関係ないわけです。

・本質の部分は、会社を辞めたからといって何も変わりません。がっかりなどせず、いまもあなたがもっている能力や経験を、次の仕事や社会のために役立てることを考えましょう。

・定年退職を契機に落ち込み、活動レベルが一気に落ちることは、老化を加速させるリスクです。そのためにも、いつまでもふさぎ込んでいるのではなく、新たな仕事やボランティア、趣味の活動などを始めることがお勧めです。