ほそだ宮の森事務所通信 「前向き終活!」「失敗しない相続!」をサポート 終活と相続に関する最新情報をレポートします!

🍁ごあいさつ
いつもお世話になっております。行政書士ほそだ宮の森事務所(一般社団法人いきいきライフ協会札幌宮の森)代表の細田健一です。
本格的な冬が到来しました。皆様いかがお過ごしでしょうか。 当事務所通信では、終活と相続にまつわる「今知っておきたい」最新情報を、法令解説や身近な話題を交えながらわかりやすくレポートします。お仕事や家事の合間にぜひお読みください。
おひとり身,お一人暮らしの方、ご夫婦あるいは親子でお暮しの方も、「前向き終活!」「失敗しない相続!」を考えるきっかけにしていただければ幸いです。
また、高齢者福祉、障害者福祉、医療・看護、葬祭業、高齢者施設、不動産関係など、各分野の専門家の皆様の業務のお役に立てる情報もお届けします。
<今号の目次>
1 【終活の窓】年末年始は「終活」をご家族やご親戚と考える機会です
2 【☆彡注目トピック】 広報さっぽろ12月号で周知!札幌市主催「みんなで考えよう 安心終活サロン」募集開始!
3 【1分でわかる】札幌市発行『終活ガイドブック』の制作に協力しました!
1 【終活の窓】年末年始は「終活」をご家族やご親戚と考える機会です
☆今年も、残すところわずかになってきました。
年末年始の帰省や挨拶まわりは、歳を取った親や親戚と、子ども世代がフェイス・ツー・フェイスで話ができる貴重な時間です。
実家に住む親と離れて暮らしていれば、なおの事、直接顔を合わせる機会は限られます。
その際、ぜひ話しておきたいのが、終活と相続のこと。
親と子どもの間で事前の話し合いが行われていた相続は、争いにはなりにくいと言われています。逆に言えば、家族で何も話し合われておらず、突然相続になると、揉め事が起こりやすいのです。
子どもは、親がどんな財産を持っているのか、正確に知らないのが普通です。相続財産が現金だけならまだしも、不動産などが含まれていたら、「これは僕がもらう」「いや、私が…」という話になりやすいことは、容易に想像がつきます。
遺言書を残す場合にも、その概要は、親が元気なうちに子どもたちに話しておくのがベター。遺言書がない場合には、なおさらです。
どんなときに話し合えばよいのか。
考えたいのが、「みんなが集まる機会」を利用することです。年末年始を、家族や親戚が相続について真剣に考える時間にしてはいかがでしょう。
次に、具体的にどんなことを話し合えばいいのでしょうか? まず大事なのは、親がその資産を「公開」することです。「あそこに土地を持っている」「株がこれだけある」といったことは、できるだけ正確に子どもに伝えておくことが必要です。そのうえで、親の考える遺産の分け方についてもできるだけはっきりと、その理由も含めて話します。「自宅は、同居する長男に譲るので、先祖代々の墓守なども含めて頼む」「その代わり、預貯金は弟、妹で分けてほしい」といった具合。
子どもも、この場で、率直に自分の気持ちを話しておきます。相続前ならば、多少の「議論」になっても、余裕を持って着地点を探すことができるはず。子どもの意見を聞いて、親が分割の方法を修正することも可能です。
ただ、現実には、「それができたら、苦労はしないのだけど」という人も多いと思います。特に子どもの側には、「親が生きているうちに、相続の話はしにくい」「そんな話を持ち出したら、財産目当てだと思われるのではないか」という意識が強く働いています。
ですから、話し合いは親の側から切り出すのが、スムーズに進めるコツ。「生前に遺産相続の話など、縁起でもない」「子どもたちに好きなように分けてもらって構わない」という姿勢でいたばかりに、親の死後に、遺産をめぐって子どもたちが骨肉の争いを展開する。そんなことにならないように、この際、一歩を踏み出してみては?
もちろん、子どもの側から「相続の話をしよう」と切り出すのはNGだ、というのではありません。その場合には、他の兄弟とも連携しチームプレイで、「私たちは家の財産のことを心配している。まずはお父さんの考えを聞かせてほしい」というスタンスで話を始めるのが、いいのではないでしょうか。
相続を円満に終わらせるうえで、親が元気なうちに、子どもとの話し合いを持つことは、決定的に重要です。
今回の年末年始に、みんなが集まるのをチャンスと捉えて、将来について語り合ってみてはいかがでしょうか。
家族での話し合いのことについて詳しくお聞きになりたい方,また,話し合いの結果を相談したい方は,お気軽に当事務所にご連絡ください。安心の初回相談無料,出張対応で応じております。

2 【☆彡注目トピック】 広報さっぽろ12月号で周知!札幌市主催「みんなで考えよう 安心終活サロン」募集開始!
☆このたび当事務所では,札幌市主催の終活関連の事業に協力することになりました。その一つが市民の皆さまがご参加いただける「安心終活サロン」です。
札幌市民の誰もが気になっている「終活」について,弁護士・行政書士や片付けのプロによる楽しいセミナーと,参加者同士が気軽に意見交換する交流サロンを年末から2月にかけて全5回開催します。参加料は無料ですが、申込み必須です。各回抽選で、結果はハガキで通知されます。
わたくしは、第3回令和8年1月23日(金) にテーマ「備えて安心、財産管理」で登壇いたします!
多数の方々のご応募をお待ちしております。
<開催概要>
・対象:札幌市民であること
・時間:各回14:00-16:00
(前半:終活セミナー 後半:終活サロン)
・定員:各回40名【申込み必須、各回抽選】
<開催日程>
第1回:R7.12/23(火),第2回:R8.1/17(土),
第3回:R8.1/23(金) 細田が「財産管理」で登壇します!
第4回:R8.1/29(木),第5回:R8.2/8(日)
ご家族とでも,お一人でも,札幌市主催の「安心終活サロン」に是非ご参加下さい!
下記チラシを参考にお申込み下さい。札幌市やSTV放送のホームページからお申込みすることもできます。
※ネット検索→ 「札幌市 みんなで考えよう安心終活サロン」
https://www.city.sapporo.jp/kenko/wellness/bochi_kasou/uneikeikaku/syuukatsu/r7salon.html
今後は「広報さっぽろ12月号」でも告知される予定です。 どうぞ,お楽しみに(^^)/


3 【1分でわかる】札幌市発行『終活ガイドブック』の制作に協力しました!
☆当事務所では、この度、札幌市が発行した『札幌市 終活ガイドブック これからを生きるための、終活のすべて』A4版縦全16ページの制作に協力・監修者として携わりました。
上記の「安心終活サロン」のなかで参加者に配布されます。
この内容について,特に重要なポイントを1分で学びましょう。
①終活とは“これからの人生を自分らしく過ごすための準備です”
②以下のことを、できることから始めましょう!
③【生前整理】身の回りの整理と片付け
④【会計整理】生活費の見直し
⑤【書き留める・整理する・引き継ぐ】エンディングノートの書き方
⑥【サ高住・特養などの違い】老後の住まいについて1
⑦【家じまい・空き家対策・居住支援】老後の住まいについて2
⑧【元気なうちに】考えておきたい財産の整理・管理
⑨【大切な家族のために】遺言書の作り方・書き方
⑩【法定相続分の基本】遺産分割の基本と流れ
⑪【人生会議】介護・医療の要望
⑫【ID・パスワード管理】デジタル終活って何?
⑬【葬儀・お墓・納骨】お葬式・お墓の準備
⑭【単独世帯・夫婦のみ世帯】おひとりさま・おふたりさまの終活

<あとがき>
2025年もあっという間に、12月になろうとしています。
読者の皆さまは、どんな一年だったでしょうか? わたしは今年も駆けずり回っていましたね。
12月の恒例行事の一つで、毎年12月12日に京都清水寺で発表される「今年の漢字」というのがあります。昨年は「金」でした。一昨年は「税」。
さて、今年は何が選ばれるでしょうか?
わたしの予想は「米」。米価の高騰、アメリカ合衆国との関税交渉、トランプ大統領の来日等々。首相が「早苗」で苗から米(笑)
さあ、当たるかなあ。
皆さまも予想してみてはいかがでしょう。
来年2026年は午年(うまどし)で、さらには「丙午」(ひのえうま)にあたります。60年に一度巡る珍しい一年です。AIに尋ねると、「丙」も「午」も火の性質を持つため、強いエネルギーで道を切り開く縁起の良い年とされている、と返ってきました。
読者の皆さまには、活気に満ちた一年になりますようお祈りしております。
次回も、安心して未来を迎えるためのヒントをお届けします。
良いお年をお迎えください。
\(^o^)/
